新しい世紀を迎え、社会は激しく変化しています。建築や都市に求められるものも多様化してゆきます。
JSCAは高度な構造技術を持った専門家集団です、求められる性能を満たし、快適で、地球にやさしく、安全で永もちする建物を提供しています。
そして、正会員である構造設計者を中心に、学術委員、賛助会員との連帯や交流を深め、構造技術の発展のための積極的な活動を展開しています。
建築分野の第一線で活躍中の構造技術者たちが1981年に設立した「構造家懇談会」が当協会の前身です。
その輪を広げ、1989年に“社会に貢献する構造技術者集団”として公益法人「日本建築構造技術者協会」が誕生しました。
以来「設計規範」「JSCA規準」をまとめ、「建築構造士制度」を確立し、会員の技術力向上をはかる努力を続けています。
さらに、独自で、あるいは行政機関や研究機関等と協同で、社会への貢献を努めています。
建築物を設計する場合、大きく分けて三分野の設計者が必要です。「建築設計者(または建築家)」「構造設計者」「設備設計者」です。住宅等の設計においては建築設計者のみで全て賄う事もありますが、一般的な建築物の設計では、三分野の設計者が協力しあって一つの建物を設計します。
この三分野の設計を我々の最も身近な“人体”にて説明してみましょう。
人体には身体を支える骨があり、その上に筋肉、皮膚が覆い、その中には神経、血管が体中を駆け巡っています。筋肉や皮膚を造るのは建築設計者、骨格を造るのが構造設計者、神経、血管に相当するものを造るのが設備設計者です。
この構造設計に携わるいろいろな技術者が“建築構造技術者”です。
JSCAは健全な建築を創造し、社会に貢献しています。
会員ひとり一人が、能力と品位の保持だけでなく、責任ある行動を取ることを約束した「倫理規定」と、それを補完する「行動規範」を制定し。それに基づいた行動をしています。