HOMEJSCAアーカイブス計算書偽造事件に関連したお問合せに対するJSCAの対応方針 2006.02.13

計算書偽造事件に関連したお問合せに対するJSCAの対応方針

(社)日本建築構造技術者協会

■今回の事件に関する窓口について

今回の事件は許しがたい犯罪行為によるものであり、特に建築構造設計等に関わる私どもにとっては、日常の真摯な努力をないがしろにされ、また、悪印象を世間に与えて、職能自体を侮辱され、悔しい思いに憤りを抑え切れるものではありません。なお、姉歯氏は当協会の会員ではないことをまず申し上げます。
  今回の事態は特異な人格の偏りに因るのかも知れず、建築構造設計等を職能とする私どもには絶対に仕出かせないような行動です。JSCAはわが国で唯一の建築構造設計者の団体であることから、この事件によって、建築の構造について様々なご心配やご不安、複雑な思いを抱かれた社会一般の皆様方に対し、社団法人であるJSCAの権利義務の範囲の内で、出来得る限りの専門的な助言を行うことによって支援を行いたいと考え、JSCAでは偽装事件発覚以来、約3ヶ月にわたり臨時の無料相談窓口を開設してきたところです。
 しかしながら、東京の事務局本部だけで相談申込が550件(2月13日現在)殺到し、まだ220件について、お待ちいただいている状況です。
 このため、相談窓口への新規申込受付につきましては、2月13日をもって一旦終了させていただくことといたします。
 なお、下記の要領で行う詳細な構造計算書等のレビュー(適正確認、チェック)につきましては、引き続き申込を受け付けておりますので、申込書に必要な事項を記入の上、FAX又は郵送でお申込いただき、こちらからの連絡をお待ちいただくようお願いいたします。

■マンション等構造レビューについて

レビューの対象としない物件
  「関係官庁の調査が行われている物件」 (→こちら)に関しましてはそれらの調査の障害等になる可能性もあるため、レビューの対象としておりません。それらの調査結果をお待ちいただきたいと思います。
また、昭和56年6月1日施行の建築基準法改正以前の規定に基づいて建築された建築物につきましてもレビューの対象としておりません。ただし、これらの建築物の耐震診断結果等につきましては通常の構造レビュー案件として受け付けます。
準備いただく書類
  構造設計概要書(ある場合のみ)、構造設計図及び構造計算書(建築確認申請に使用したもの)を原則として3部準備していただきます。
実施方法
  2名のレビュー担当委員がヒアリングを行いますが、原則としてご依頼の建築物の構造設計担当者をご同行していただきます。同行できない場合は当協会の登録事務所において予め構造設計図書のチェックをした後にレビューを行います。
費用
  1棟につき30万円(消費税別)の費用が必要です。建築延べ面積が10,000㎡を超える場合や特殊な建築物の場合は必要な費用を加算させていただきます。
ご了解いただきたい事項
  構造レビューは、
審査機関として公的な認定を受けたものでないこと、
建築構造の専門家で構成する第三者の公益法人による判定であること、
提出された構造設計図書や作業結果報告書に関してのみ、書面上でチェックできる範囲内で、建築基準法及び施行令等の耐震規定上妥当かどうかの判断をするものであること、
構造レビューを原因として依頼者に損害が発生した場合、責任の原因の如何を問わず、当協会が依頼者に負う損害賠償額は当該構造レビュー費用として依頼者から受領した費用相当額を上限とすること
  をご了解の上、お申込みいただくようお願いいたします。
申込書
  構造レビューのお申し込みは下記の書式をご利用ください。
  申込書 アクロバット文書形式 MS-WORD形式

■その他のご相談

「耐震診断依頼のご相談」につきましては、現時点では、当協会では受付けておりません。適宜対応できる組織等をご紹介できるようになれば、その旨をホームページに掲載いたします。