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「日建連・JSCA共同WGによる鉄筋コンクリート造配筋標準図」 改定のお知らせ |
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JSCA事務局
2023/04/04
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JSCA会員各位 2023年4月4日 JSCA技術委員会
「日建連・JSCA共同WGによる鉄筋コンクリート造配筋標準図」改定のお知らせ
鉄筋コンクリート造配筋標準図は、これまで設計者ごとに作成され、利用されてきました。 そのため、各々の現場では配筋標準が異なり、鉄筋工事において配筋の誤り等が発生することが ありました。そこで、鉄筋工事における混乱等を減らすために、一般社団法人日本建設業連合会 (以下日建連)は2012年に鉄筋コンクリート造配筋標準図を作成しました。 2018年から、より幅広く利用されることを目的とし、日建連とJSCAは鉄筋コンクリート造 配筋標準図作成共同WGを立ち上げ、それぞれ異なる立場で議論を重ねながら改定作業を行い、 2020年6月に日建連・JSCA配筋標準図2020年版として改定しました。 今回の改定では、2022年4月の「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」第2刷(日本建築学会) が刊行されたことを受け、標準図の一部を見直しています。
【改定概要】 「基礎はかま筋の末端の折曲げ後の余長」、 「2本杭以上の場合の基礎、はかま筋と基礎主筋の重ね継手位置」、 「柱主筋を折り曲げて通し筋とする場合のしぼり勾配」、 「梁主筋を折り曲げて通し筋とする場合の折曲げ勾配」を修正
今後も、設計者・施工者の共通の標準図として普及を図り、実現場における配筋の誤り低減、 設計者および施工者の負担軽減、建設工事の迅速化、ならびに施工品質の確保に貢献できると 考えています。 本鉄筋コンクリート造配筋標準図は、「公共建築工事標準仕様書(建築工事編)」(国土交通省 大臣官房官庁営繕部監修、公共建築協会)、「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」(日本 建築学会)、「建築工事標準仕様書・同解説JASS5鉄筋コンクリート工事」(日本建築学会)、 「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」(日本建築学会)を参考にしています。
利用の方法については、下記の日建連ホームページからダウンロード(無償)が可能です。
※日建連ホームページの出版物のコーナーからのダウンロードはこちらから [[[https://www.nikkenren.com/publication/detail.html?ci=323]]]
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