「JSCA名誉構造士」とは

 

「JSCA名誉構造士」とはJSCA建築構造士資格(旧称:建築構造士)を返納した後に与えられる称号であり、下記の3条件を満たすものをいう。

  • ①満60歳以上の正会員または名誉会員であること。
  • ②建築構造士またはJSCA建築構造士登録を10年を超えて継続した者(更新2回以上)。
  • ③その責務(注1)に対し誠実であった者。
  • 注1 現行の「JSCA建築構造士資格認定制度に関する規則」第5条(JSCA建築構造士の責務)
  •  1.JSCA建築構造士は、協会の「倫理規定」、「建築構造設計規範」を遵守し、その業務を誠実に行い、優れた建築空間の創造に寄与しなければならない。
  •  2.JSCA建築構造士は、常に建築の構造設計および構造監理の知識を習得し、技術力の向上に努め、もってJSCA建築構造士の社会的信頼の確立に努めなければならない。

上記①~③を満たす者で、協会の指定する申請書により本人から申請があった場合には、協会は理事会の承認を得て、協会認定称号「JSCA名誉構造士」を与え、本人はその名称を称してよいとするものである。なお、JSCA名誉構造士となってもそれまでの各人の会員種別(正会員・名誉会員)は変わらない。


ただし、「JSCA名誉構造士」とは、称号でありで資格ではないので、下記とする。

  • ①認定証(カード)の発行はないが、会長名による称号付与証を発行する。
  • ②登録の更新は不要。
  • ③申請費用は無料。
  • 退会の場合には称号返上の扱いとし、名誉構造士証を返納しなければならない。

以上